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浮世絵師の中で一番好きな、河鍋暁斎の展示が兵庫県で行っていました
美術館の玄関口には暁斎が描く人間と動物達の絵が描かれていました
展示会場の前に飾っていた妖怪の絵も是非、見逃さない様に見て欲しい。
墨と朱で描かれているので、思わず立ち止まって見てしまいました
さて、展示内容は下記の通りです
- 暁斎特有の強い彩色の浮世絵
- 下絵から伝わる暁斎の観察力
- 幕末から明治での出来事をユニークな風刺画で表す
- 平安貴族の『とある遊び』の絵の展示
- 暁斎の人生
- 地獄の閻魔王や奪衣婆をこれもかと面白可笑しな絵を描く(真面目に描いた絵があります)
上記にある平安時代の絵を見た時の私は『平安から日本人は、可笑しな遊びが好きなんだな』と心の声を発しました
神話上の神様の中で断トツ好きな閻魔さんの影響を受けたのは、この河鍋暁斎でありそのビビッドな色使いとユニークな絵を描いており『暁斎の中の閻魔さん』と知った同時に暁斎の世界観に惹かれてしまいました。
幼少期から絵を描くのが好きだった彼は、9歳の時に生首を写生したと言うロックな人生を歩み、胃がんで58歳で亡くなった今でも、その筆力と色使いに魅了された人は「鬼才」と謳われています
パーカーの元ネタはこちらです↓
By 河鍋暁斎 - Scanned from 『若冲と江戸絵画』, 日本経済新聞社, 2006., パブリック・ドメイン, Link
没後130年河鍋暁斎 鬼才!Kyousai!
期間:4月6日~5月19日
- 前期:4月6日~4月29日
- 後期:4月30日~5月19日
入場料
一般:1400円
大学生:1000円
70歳以上:700円
高校生以下:無料